重巡洋艦“摩耶”模型(縮尺1/200)の展示公開を開始しました

元海軍士官で埼玉県蓮田市在住の岡添 正氏(98歳)が35年の歳月をかけて製作した精密な重巡洋艦“摩耶”模型(縮尺1/200)を船の科学館にご寄贈いただき、別館展示場にて公開中です。

 

“摩耶”は、日本海軍が1万トン重巡洋艦妙高型に続いて建造した高雄型の3番艦、1932(昭和7)年6月神戸川崎造船所で竣工し、同型4隻で第2艦隊第4戦隊を構成し横須賀を基地としました。太平洋戦争中の1943(昭和18)年11月空襲で3番砲塔を損傷、翌年4月に対空兵装を強化した近代化工事を実施、本模型はその姿を再現したものです。この工事図面には最新の水上偵察機「瑞雲」を搭載予定としていたことから、せめて模型ではと計画どおり本機を搭載した姿で完成させました。“摩耶”は1944(昭和19)年10月レイテ沖海戦で米潜水艦の魚雷攻撃で沈没しました。

 

岡添 正(おかぞえ ただし)氏 プロフィール

1920(大正9)年東京生まれ。小学校、中学校を広島で過ごし同級生に作家として著名な作家阿川弘之氏がいて、仲が良かったとのこと。慶応大学予科を経て学徒出陣で海軍少尉に任官し呉の第11空廠補給部へ配属、8月6日広島への原爆投下も目撃している。戦後、大手百貨店に勤務の傍ら、仲間と共に趣味で軍艦模型を製作、“摩耶”は35年の月日をかけてようやく完成させたとのこと。現在98歳。

 

 

1. 開催場所

船の科学館 別館展示場

 

 

2. 公開日時

8月28日(火)~

10:00~17:00

休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)