【活動報告】「お台場学園(港陽中学校)環境学習の出前授業及び授業受け入れ」

活動目的

 お台場学園(港陽中学校)では、環境を題材にした「環境学習」を実施しており、今回当館から環境に関する出前授業及び受け入れを行った。日本の将来を担う世代に向けて、身近な食材の観察を通して広く海への興味関心を高めるとともに、地域の港湾について知っていただくことを目的に実施いたしました。

活動日

平成29年9月12日(火)
12:00~16:00

活動場所
港陽中学校第二理科室  船の科学館展望塔及び南極観測船宗谷
参加人数

92名

主な活動内容

 授業受け入れでは、展望塔から東京港の様子や荷役中の船舶を見学する事により、暮らしにおける船舶の役割りや海上物流の重要性についての解説を行うとともに、海洋物流を取り巻く外来種の移動など、環境をテーマにした講義を行った。また、南極観測船宗谷の見学では、南極の氷を用いた体験活動や船内見学を行い、南極大陸の環境や南極観測の意義など、地球環境の過去と未来を知るための研究について知る機会とした。
 出前授業では、煮干し(カタクチイワシ)を題材に、魚のヒレの名前や役割について副教材を使いながら説明したのち、実際に煮干しを使って体の内部の様子を観察し、主要な器官については解説をすることで、魚の体の仕組みへの理解を深めてもらいました。その後、煮干しの胃の内容物を顕微鏡で観察し、プランクトンが見られたことから、海の生態系の食う食われる関係を解説しました。最後に、近年の海の様子としてマイクロプラスチックが増えていることと、生物にとっても我々にとっても解決が望まれる課題であることを説明し、海を守るために日々の生活の中でプラスチックを減らす取り組みをしている人々の活動を紹介しました。本プログラムでは、煮干しを通して、参加者の方の海や海の生物への興味関心を高めるとともに、私たちの生活との海とのかかわりを再認識していただき、海を守る意識を啓発するきっかけづくりとなりました。

【主な内容】
授業受け入れ『東京港見学及び南極観測船宗谷見学』
・東京港の見学
・宗谷船内の見学
・南極の氷を体験してみよう
出前授業『煮干しから見る海の様子』
・サカナをくみたてよう
・サカナの体の中を見てみよう
・サカナのおなかの中をみてよう
・サカナのおなかから見る海の様子

実施状況

授業受け入れ『東京港見学及び南極観測船宗谷見学』

受け入れの様子

東京港の見学

宗谷の見学

南極の氷体験

宗谷船内の見学

出前授業『煮干しから見る海の様子』

教室の様子

サカナの体の中を見てみよう

サカナのおなかの中を見てみよう

実体顕微鏡で見てみよう

ワークシートで学習成果をまとめる