企画展示「江戸湊の和船~江戸和船細工・中山幸雄の世界~」開催のお知らせ

 江戸時代、物質の輸送や人々の移動に、各種の和船が活躍しました。

 百万都市江戸の衣、食、住に必要な物資を、天下の台所である大阪から菱垣廻船や樽廻船などによって運ばれたのを初め、佃沖止めの菱垣廻船や樽廻船の積荷を河岸や蔵に運ぶ「瀬取船」、川遊びや花火見学などに使われた「屋形船」や「屋根船」、水上タクシーとしての「猪牙船」、房総沖のカツオなどの鮮魚を日本橋の魚市場に運んだ「押送船」、銚子から利根川・中川・小名木川を経て江戸に米や物資を運んだ「高瀬船」「ヒラタ」や房総から薪等を江戸の河岸まで運んだ「五大力船」等々…が江戸湊や河川でその姿を見ることが出来ました。

 

 しかし、現在ではその姿をほとんど見ることが出来なくなったこれらの和船を、縮尺1/70で制作し続けてこられた江戸和船細工 中山幸雄さんの作品200点余りを、企画展示「江戸湊の和船」において全容を展示紹介いたします。

 きっと皆さんも教科書や錦絵などで観たり聞き覚えのある和船も展示されていますので、探し当てるのも一興かと思います。

 

 なお、会期中の毎木曜日、土曜日、日曜日には、中山氏に来館いただき、解説と模型作成の実際を見学することが出来ます。

 

 

 

 

1. 開催場所

 

   船の科学館 本館1階ロビー

 

2. 開催期間

 

   10月2日(日)~10月30日(日)

 

   10:00~17:00まで

 

 

【ご協力いただいた方々及び機関名】順不同敬称略

中山幸雄、津山郷土博物館

江戸和船細工